漫画レビュー「[楠みちはる] 湾岸ミッドナイト 全42巻」首都高の高速バトル

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たまたま見た雑誌に特集として取り上げられていたので読んでみました

車の漫画「湾岸ミッドナイト」が雑誌に特集されていたので懐かしくて読みたくなりました。昔途中10巻くらいまで読んでたんだけどほとんど内容覚えてませんでしたね。

ストーリーは、アキオが悪魔のZと言われる車を手に入れ首都高でバトルを繰り広げる物語。

伝えたいことが変わってく?

この漫画を読んでいて感じたことがあります。それは最初と終わりで全く違う漫画になってるような。漫画にはよくあることなのですが・・・

序盤は昔にありがちな感じの車が勝手に動いちゃうとか、異常な動きをしたりと悪魔のZがミステリー的な感じでした。

ちょっと話が進むと序盤の漫画っぽい設定が薄れていき、純粋な車のバトル漫画にチェンジ。そこにちょっとだけ、悪魔のZの不思議パワーがあるよーみたいな感じ。

中盤以降から話がとてつもなく難しくなっていきましたね。ライバルの過去を掘り下げ、車をチューンしていきバトル。専門用語もバンバン出てきて全くついていけなくなりました。

後半になるにつれ専門的な用語がびっしりになり、読むのも苦痛な状況に。好きな人はたまらないのかもしれませんが、私のように車音痴の人には字を見るのも辛かったです。

最後も・・・でした。

中盤までは何も考えずに読めたような気がします

中盤ちょっと手前までは難しいながらも楽しく読めましたが、それ以降は苦痛でした。多分、前半はバトル主体で単純でわかりやすかったんだと思います。それ以降は馬力が、トルクが、バランスが、剛性がなど専門的になりすぎて、車の性能面ばかりになり、テクニックなどは2の次って感じでしたね。最終的には深い過去があり、覚悟がないと早く走れないような感じでつまらなかったですね。走る相手、車は変わっていくけど内容は同じって感じです。

初めの方ははっきりとした決着があったのに、進むにつれ曖昧になり、最終的にはそれすらわからないという展開にビックリしました。難しいながらも最後どう終わるんだろうってとても気になったのですが肩透かしでした。

 

車が好きな人は楽しいかもしれませんが、わからない人には全くお勧めできないような作品ではないかと感じました。個人的意見ですが。でも前半は面白かったです。敵キャラもそれぞれに個性があって好きでした。マサキとかホストの人とかのところはワクワクして読んでました。城島のところでギリギリかな?ブローしたあたりから方向転換したのかな?と個人的に感じましたね。

 

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