3Dプリンターのフィラメントの欠片がプリントヘッド内に残った原因が判明

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以前プリントヘッドを分解して見つけた、フィラメントを引き込まない詰まりの原因のフィラメントの欠片ですが、MicroSDケースを自作するため先日から3Dプリンターを使い倒していたら原因が判明しました。

目次

原因は3Dプリント後冷えて固まったフィラメントにありました

3Dプリント後のフィラメント先端

上の画像は3Dプリント終了後ヘッドから引き抜いたフィラメントの先を切った部分をです。

フィラメントは丸く均一な太さなのですが、先端部分は変形して太くなっています。さらにその先はどんどん細くなって行きます。ノズル部分ですね。熱で溶けて固まった部分が太く変形したんですね。

しばらくして気がつきました。これがプリントヘッドの詰まりの原因だったのです!

この変形した先端部分が欠片となってプリントヘッド内に残ったのです。

なぜ欠片が引き込み部に残ったのか?

3Dプリント後、次のプリントをするためフィラメントの交換をしようと、プリントヘッドに挿してある冷えたフィラメントを引き抜こうとした時、引っ掛かりがあり引き抜けませんでした。力を込めて引っ張っても抜けず、どうしようかと思った時偶然スッとフィラメントが引き抜けました。

フィラメントの先の形状を見てみると、溶けて太く変形していました。太くなったフィラメントが引き込みの部分のギアの間に詰まって引き抜けなかったのが原因でした。簡単に下の図にまとめてみました。

簡単に図解してみました

この前は、力を込めて引き抜いた時フィラメントが千切れて、その太く変形したフィラメント先端部分だけが残ってしまったと考えられます。そこに欠片が残っているせいでフィラメントを差し込んでも欠片が邪魔をして引き込めなかったのです。

プリントヘッド内に残らないための予防方法

一番いいのはプリント終了後、ヘッドが熱いうちにフィラメントを抜いちゃうのがいいと思います。

冷えてフィラメントを引き抜けない状態になってしまったら、再度ノズルを加熱して変形した部分を押し出して、ヘッドが冷えてフィラメントが固まる前に引き抜きます。

そうすると、変形して固まる前に抜けるので太くならないで綺麗に抜くことができました。

例外があって、変形したフィラメントを加熱しても押し出せないことが一度だけありました。その時は最終手段のプリントヘッドの分解です。一度分解を経験したので、分解する事に対しての緊張感は無くなりましたし、分解といってもファンを外すぐらいなので難易度はとんでもなく低いので誰でもできると思います。

同じような症状の方は試してみてはいかがでしょうか?

他にいい解決方法があったら是非教えてください。

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