【3Dプリンター】机に吊り下げれるヘッドホンスタンドを制作してみる

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購入しても良かったとは思います。でも自分で作ってみたかった。そんな理由で机に掛けて置けるヘッドホンスタンドを製作してみます。そんなに難しい構造ではないはずなので簡単に作れると思うのですが、果たしてどうなるのでしょうか?

目次

机に合わせた形状を考えてみる

机を新しくしたのでその机に合わせた形状にします。テーブルの板だけでなく、下に鉄の部分があるのでそこに合わせた形にしていきます。

  • ヘッドホンは机の内側に入るように
  • ヘッドホンの形に合うようにかける部分は丸くする
  • 机に上手くフックできるような形状にする

機能に欲しいものはこんな感じです。

試作のモデリングを開始

いつものようにiPad proのアプリ「Shapr3D」でモデリングをします。

テーブルの厚み、落ちないように引っかかり部分を作り、ヘッドホンの触れる部分は丸みを帯びるようモデリング。

ヘッドホンが落ちないようにヘッドホンのかける部分を溝のような形状にしようか迷いましたが、面倒なので水平にします。

試作1号のモデリング完成

3Dプリントしてみる

まずは素材をABSで試してみます。プリント後のヤスリがけが比較的楽なのでABSにしますが、質感が良くなかったら他の材質で試そうと思います。

実際に取り付けて細かいところの修正をする

サポートを外し実際にテーブルに取り付けてみました。

テーブルの厚みの部分のモデリングをミスっていて綺麗にハマっていません。でも全体的なバランスはいい感じのような気がします。

形状も強度も問題ない感じです。

良かった点

・ヘッドホンを吊るした時イイ感じ
・幅も問題ない
・テーブルにマッチしている
・ABSの質感も強度も問題ない

問題点

・テーブルの厚みの部分を間違えてたので広げてモデリングする
・テーブルに引っ掛ける上の部分はもう少し短くていいかも
・触った感じが柔らかかったのでウォールライン数を2から3へ増やし強度アップさせる

これを踏まえてモデリングを修正

微調整だけなので修正は5分程度で終了しました。しかしプリントアウトするのに約5時間半かかるのでこれから3Dプリントができるまでがもどかしいですね。

ウォールライン数を2から3に増やして書き出し

実際にヘッドホンを吊り下げてみました。しっかり吊り下げれました。

細かい修正をして最終モデル完成

このままでも使用できるのですが、少しだけ寸法が違う所がありそこが気になったので修正しもう一度プリントします。

隙間が気になりました

この小さな物でも5時間もプリントにかかるので非常に面倒です。

完成

3Dプリントできました。サポートを剥がし、バリをやすりで削り鋭い部分がないようにしました。

今回はほぼピッタリです。

詳しいモデリングの工程の動画をアップしました

まとめ:今回は比較的簡単なモデリングでした

横の形を決めて押し出すだけ。その後角を丸くしただけの簡単なモデリングで完成。実際にモデリングでかかった時間は15分ぐらいでしょうか。

3Dプリントには5時間半もかかります。私の3Dプリンターの性能が悪いから?待ち時間が辛いです。なかなか買い替えるような製品でもないので使い続けていきますが、最新の3Dプリンターの性能に興味が湧いてきます。

自分で作って本当に良かった

購入しようかとも考えましたが、思うような商品が見つからなかったので久しぶりに自分で作ってみようとやってみました。

結果、満足度の高い物が出来上がって非常に楽しかったです。

また何かテーブル周りの便利アイテムを作ろうかなと考えています。

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